概要
Jun 13, 2006 by Vulputate
ハラタケ目キシメジ科のナラタケはユーラシアや北米、アフリカなどに分布するキノコです。夏の終わりごろから秋にかけて針葉樹や広葉樹の枯れ木、切り株に群生し、木材腐朽菌として生活しています。この種は木材に含まれる難分解性のリグニン、セルロース、ヘミセルロースを分解する能力をもっており、枯死植物を分解吸収するだけでなく生きている植物にも寄生します。これによる病害を「ならたけ病」と呼び、主にリンゴ、モモ、クリ、ナシ、ブドウなどの果樹や、サクラ、ナラなどの木本類、ニンジン、ジャガイモなどの野菜にまで発生します。他のキノコやカビに比較的弱いため、新しい地面の場所を好んで繁殖します。特に夏のうちに崩落を起こした斜面や沢、倒木の根などに大量発生する場合もあります。北海道ではボリボリ、青森県の津軽ではサモダシ、南部ではカックイ、秋田県ではモダシと呼ばれ、様々な俗称があります。食用として用いられますが、十分に加熱しないと中毒を起こすことがあります。
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